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谷合 克行（たにあい かつゆき、1938年 - ）は日本の元裁判官、現在は弁護士。日本の裁判官弾劾裁判で罷免された4人目の裁判官である。 == 略歴 == 法政大学卒業後、民間会社の夜警として働きつつ司法試験に合格〔『潮』1981年6月号、p.84（潮出版社）〕。1973年、鹿児島地方裁判所判事補に任官〔『判例タイムズ』1982年2月1日号「谷合克行判事補に対する罷免訴追事件裁判官弾劾裁判所判決(資料) 」〕。千葉地方裁判所・同家庭裁判所を経て、1979年、東京地方裁判所判事補・東京簡易裁判所判事として赴任〔『判例タイムズ』1982年2月1日号「谷合克行判事補に対する罷免訴追事件裁判官弾劾裁判所判決(資料) 」〕。 栃木市の梓ゴルフ倶楽部を経営していた新日本興産の破産事件を担当中、1980年6月、同社の破産管財人の弁護士からゴルフセット一式と背広三つ揃い2着（時価18万円）を贈られる〔。これが収賄行為として問題になり、1981年4月21日、贈賄側の弁護士らと共に逮捕される〔。日本の現職裁判官の逮捕はこれが最初であった〔。収賄については起訴猶予となるが、1981年5月27日、最高裁判所に罷免訴追を請求され、同年11月6日に判事を罷免される〔。 その後、1986年12月25日に法曹資格を回復。現在、鹿児島弁護士会に所属している〔鹿児島弁護士会編『弁護士大観』（法律新聞社、2005年）〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「谷合克行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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