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谷崎潤一郎訳源氏物語(たにざきじゅんいちろうやくげんじものがたり)とは、昭和時代の小説家である谷崎潤一郎による源氏物語の3回にわたる現代日本語訳の総称である。「谷崎訳源氏(たにざきやくげんじ)」、「潤一郎訳源氏(じゅんいちろうやくげんじ)」あるいは単に「谷崎源氏(たにざきげんじ)」とも呼ばれる。 == 概要 == 谷崎潤一郎による源氏物語の現代語訳は、昭和時代の戦前から戦後にかけて計3回にわたって出版され、いずれも刊行された当時から一大ベストセラーとなって「源氏物語ブーム」を引き起こし、源氏物語の解釈・享受の観点からも近代文学を代表する谷崎文学の一つとしての観点からもさまざまな論評・研究がなされてきた。また昭和戦前期に刊行された最初の版である旧訳が発売禁止を逃れるためと見られる原典からの内容の除去を行っているなど言論史上でも重要視されてきた存在である。 近年になり、谷崎訳の発端から完成までの経緯等について、過去の評価の見直しを迫る多くの研究成果が公表されつつある〔伊吹和子,ゲイ・ローリー著西野厚志訳「「谷崎源氏」端緒、経過、再考」千葉俊二,アンヌバヤール・坂井編『谷崎潤一郎 境界を超えて』笠間書院、2009年(平成21年)2月、pp. 176-198。ISBN 978-4-3057-0453-5〕。これは、谷崎自身のものの他、校閲を行った山田孝雄や下調査を行った玉上琢弥らによる中間段階の草稿や、谷崎と中央公論社社長の嶋中雄作や中央公論社おいて谷崎の担当者であった雨宮庸蔵といった関係者の手紙等が公開されたことによる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「谷崎潤一郎訳源氏物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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