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谷津山古墳(やつやまこふん)は、静岡県静岡市葵区柚木・春日・沓谷にある前方後円墳。「柚木山神古墳(ゆのきやまのかみこふん)」とも。 旧駿河国の領域では最大規模の古墳で、古墳時代前期(4世紀)の築造と推定される。 == 概要 == 静岡市中心部の谷津山(標高108.1メートル)の山頂に位置する古墳で、後円部には小祠が鎮座する。明治14年(1881年)に祠を改築する際に地元住民により主体部が発掘され、多くの遺物が検出された。その後、昭和63年(1988年)に静岡市教育委員会によって測量が行われている。 本古墳は墳丘全長約110メートルを誇り、旧駿河国の領域では最大規模の古墳である。墳丘は三段築成で、葺石は見られるが埴輪は見つかっていない。主体部は竪穴式石室であったと推定される。副葬品として鏡6面のほか数多くの品々が出土したが、ほとんどが散逸し所在不明で、一部が東京国立博物館に保管されている。 古墳は静岡平野を一望する位置にあるが、特に巴川上流地域からの仰望が意識されていると考えられている。また、『先代旧事本紀』「国造本紀」に庵原国造が治めたと見える「庵原国」の首長墓と考えられることから、巴川下流域の前期古墳群との関連が指摘される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「谷津山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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