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谷貝宿(やがいしゅく、やがいじゅく)は、江戸時代の日光東街道(関宿通多功道)における下総国の宿場。現在は茨城県古河市谷貝に相当する。 日光東街道の起点となる水戸街道小金宿・我孫子宿間の追分から数えて5番目の宿場である。 == 歴史 == 戦国時代の谷貝については、古河公方・足利義氏の近臣だった芳春院周興らによる天正2年(1574年)連署状に、「矢貝(屋か井)」は御中居領であり下総相馬氏に下されたと見える。なお、御中居は公方の身の回りの世話をする下級武士。このころの谷貝は、古河公方御料所の一部であったことが分かる。〔『三和町史 通史編 原始・古代・中世』 432 - 434頁(片田・五部・矢貝)〕 宿駅の成立は、江戸時代初期の元和5年(1619年)頃と考えられている〔『三和町史 通史編 近世』 201頁(諸川・仁連・谷貝町(宿)の成立)〕。宿駅の管理は主に関宿藩が担った。ただし、明和6年(1769年)から安永3年(1774年)の5年間は、幕府だった。〔『日光東街道 諸川・仁連・谷貝町~景観いま、むかし~』 49-50頁(日光東街道 谷貝町のいま、むかし)〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「谷貝宿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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