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株式会社豆子郎(とうしろう)は、山口県山口市大内御堀に本部を置く和菓子製造販売企業。山口県内に12店舗、神奈川県横浜市に1店舗の直営店を持つ。 各種和菓子を扱うが、特に社名となっている「豆子郎」(豆入りのういろう)は山口市の銘菓の代名詞的存在となっている。 == 歴史 == 1948年(昭和23年)創業。創業者の田原美介は、第二次大戦前まで満州鉄道のエンジニアをしていたが、彼は子供の頃より、現在の大内御堀にあった外郎の老舗、福田屋の外郎が大好物だったという。しかし戦後、彼が満州より故郷の山口に引き揚げてみると、戦後の混乱の中で福田屋は廃業していた。それを嘆いた彼は、独自で外郎の製法を研究し、福田屋の外郎を再現しようと試みた。試行錯誤の結果、ただ単に福田屋の外郎を再現させるだけでなく、それをベースにした新しい味の外郎が出来上がった。こうして生まれたのが、「豆子郎」である。 名前の由来は、元々菓子職人でない素人の彼が作ったこと、つまり「しろうと」のスラングである「トーシロー」と、豆入りの外郎の意味を掛け合わせたものである。 1994年ころ、宮島町の鰐石橋近辺にあった本社工場を大内御堀のはるやま山口店そばの「茶蔵庵」(さくらあん)に移転。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豆子郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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