翻訳と辞書
Words near each other
・ 豊前川崎郵便局
・ 豊前川崎駅
・ 豊前市
・ 豊前市バス
・ 豊前平野
・ 豊前感応楽
・ 豊前松山城
・ 豊前松江駅
・ 豊前桝田駅
・ 豊前海
豊前王
・ 豊前田
・ 豊前発電所
・ 豊前街道南関御茶屋跡
・ 豊前警察署
・ 豊前郵便局
・ 豊前長洲駅
・ 豊前長野氏
・ 豊前駅
・ 豊劇


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

豊前王 : ミニ英和和英辞書
豊前王[とよさきおう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

前王 : [ぜんのう]
 【名詞】 1. former king 2. late king
: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

豊前王 : ウィキペディア日本語版
豊前王[とよさきおう]
豊前王(とよさきおう、延暦24年(805年) - 貞観7年2月2日865年3月3日))は、平安時代前期の皇族知太政官事舎人親王の曾孫にあたる木工頭・栄井王の子〔「近江国御家人井口中原系図」(鈴木真年『諸氏家牒』上 所収)では「舎人親王-船王-栄井王」とするが、『日本三代実録』(貞観7年2月2日条)で栄井王を舎人親王の四世の子孫としていること、船王(764年配流)と栄井王(828年没)の活躍時期の相違から、栄井王は船王の孫にあたると想定される。〕。官位従四位上伊予
== 経歴 ==
天長3年(826年大学助に任官し、まもなく式部大丞に転任する。天長5年(828年)父・栄井王の死去に伴い官職を辞すが、中の間にかかわらず勅令により本官に復した。のち、諸陵助大宰大監を歴任した。
仁明天皇即位した天長10年(833年)の新嘗の宴において従五位下叙爵承和元年(834年備中守に任ぜられると、大膳大夫三河守大蔵大輔・班大和田使次官・安芸守・伊予守と内外の諸官を歴任、また承和14年(847年)には従五位上に昇叙されている。
仁寿3年(853年正五位下大和守に叙任、斉衡2年(855年左京権大夫を兼ねる。天安元年(857年)母の死去に伴い辞官する。
天安2年(858年清和天皇の即位後まもなく民部大輔に任ぜられ、貞観元年(859年従四位下に昇叙、貞観3年(861年)伊予守に転じるが遙任であった。
貞観4年(862年参議以上の官職に就いている者に対して、時の政治に関して議論させ諸政策の効果について詳らかにせよとの詔勅が出された。この際、右大臣藤原良相により参議以外の者で意見を述べさせるべき者の一人として、若い頃から才学が高く長きに亘り内外の諸官を歴任しており、特別の事跡はないが十分に老成しているとの理由で、豊前王の名が挙げられている。ここで豊前王は、二世から四世の皇族に対して夏と冬に朝廷から賜与される衣服王禄)について、人数を限っていないために対象者が5-600人にも上って朝廷の財政を圧迫していたことから、現状の対象人数を定員として欠員が出た場合のみ補充することとし、上限を越えて賜与を行うべきでないと建言し、採用されている。
貞観6年(864年)従四位上に叙されるが、翌貞観7年(865年)2月2日死去。享年61。最終官位は従四位上行伊予守。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「豊前王」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.