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豊岡劇場(とよおかげきじょう、''Toyogeki Movie'')は、兵庫県豊岡市にある映画館である。通称:豊劇。1927年(昭和2年)に開業し、2012年(平成24年)3月31日に閉館したが、2014年(平成26年)12月27日に再開館した。 == 歴史 == 豊岡市街地を南北に貫く中央公園の北端近くに位置し、2スクリーンを有する但馬地方で唯一の映画館。1927年(昭和2年)頃に芝居小屋として開業し、1931年(昭和6年)に有限会社豊岡劇場を設立した。1947年(昭和22年)からは劇場や映画上映、また社交ダンス場として運営し、1951年(昭和26年)より正式に映画館として営業を開始した。豊劇1(220席)、豊劇2(90席)の2スクリーンを備えており、売店では菓子類および酒類の販売を行っていた。 建物は昭和初期に建てられた近代建築で、1925年(大正14年)5月に発生した北但大震災を教訓とした鉄筋コンクリート造の看板建築となっている。「豊岡劇場」と書かれたファサードのデザインに特徴があるほか、レリーフやメダリオン(徽章)の装飾などレトロな雰囲気を残しており、2007年(平成19年)には「レトロを訪ねる 映画館編」 として週刊誌にも掲載された。 80年以上に渡り豊岡市内を代表する映画館として親しまれたが、県内及び近郊のシネマコンプレックスに押され赤字が続いたことや、映画上映のデジタル化が進んだことも追い打ちとなり2012年(平成24年)3月31日をもって閉館〔但馬唯一の映画館「豊岡劇場」3月末で閉館 - 神戸新聞(2012年3月16日付の記事)〕〔豊岡劇場:灯消えた映画館「いつか復活を」最後の日、閉館惜しむ声続々 - 毎日.jp(2012年4月1日付の記事)〕。昭和初期から続いた劇場の歴史に一度ピリオドを打った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊岡劇場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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