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豊岡市役所(とよおかしやくしょ)は、日本の地方公共団体である豊岡市の執行機関としての事務を行う施設(役所)。 == 概要 == 主に本庁舎群と5つの総合支所から構成されている。ヨーロッパ風の旧本庁舎は、北但大震災(1925年5月)の復興建築のシンボルとして震災直後に建築家・原科準平の設計により1927年に建築された近代建築である。当時としては県下に誇る大建築であったとされ、最先端のデザインと材料である鉄筋コンクリートを用いて建築されており、「近代建築ガイドブック・関西編」(鹿島出版会発行、1984年)に名建築として掲載されるなど、優れた近代建築と評価されている。なお旧本庁舎は新本庁舎建設に伴い2012年 2月2日から7日にかけて曳家工事により南へ約25m移転され〔市役所現本庁舎曳家工事記録映像(動画) (豊岡市)〕〔豊岡市旧本庁舎曳家工事 〕、現在は豊岡市議会議場や市民交流センター「豊岡稽古堂」として使用されている。 また、大開通りを挟んで立地するルネッサンス建築の旧南庁舎別館は、1934年に建築家・渡辺節の設計により兵庫県農工銀行豊岡支店として建設されたもので、国の登録有形文化財に登録されている。なお旧南庁舎別館は改修されて2014年4月18日に豊岡1925というお菓子を中心テーマとした複合施設となった〔柴崎達矢(2014年4月17日). “豊岡1925:あすオープン 旧庁舎装い新た、お菓子展示販売やカフェ”. 毎日新聞 (毎日新聞社)〕。 2009年3月には豊岡駅通商店街や宵田商店街(カバンストリート)を中心に点在する豊岡復興建築群の探検ツアーも実施された〔北但大震災 80年前の復興建築“探検”『神戸新聞』2009年3月21付〕。 本庁舎前広場では大開通りとともに例年イベントが開催されており、4月には豊岡春まつり、5月に大石りくまつり、8月には但馬三大まつりの一つである柳まつりの会場のひとつとして各種バザー(豊岡鞄の即売など)などが行われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊岡市役所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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