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豊後国分寺(ぶんごこくぶんじ)は、大分県大分市にある天台宗の寺院。山号は医王山。本尊は薬師如来。 奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、豊後国国分寺の後継寺院にあたる。本項では現寺院とともに、創建当時の史跡である豊後国分寺跡(国の史跡)と豊後国分尼寺についても解説する。 == 歴史 == === 古代 === 寺伝によると、天平13年(741年)に聖武天皇の勅令(国分寺建立の詔)により石川民部某が藤原智泉とともに僧寺・尼寺を建て、のちに行基を開基としたという〔史跡説明板。〕。ただし、天平13年は天皇の発願の年であるため未完成の国が多く、天平16年(744年)に諸国に督促がなされているほどであることから、寺伝の天平13年説は否定の向きが強い〔。 『続日本紀』天平勝宝8年(756年)12月20日条には、豊後国を含む26か国の国分寺に灌頂幡などが下賜されたと記載されており、出土瓦からみても当寺はその時にはほぼ完成していたと推定されている〔。 『豊後国風土記』の大分郡条には「寺二所僧寺尼寺」と記載されているが、同書は国分寺建立の詔以前、天平12年(740年)頃までに成立していたと推定されるため、この「僧寺」は豊後国分寺を指すものではないと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊後国分寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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