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豊松村(とよまつそん)はかつて広島県神石郡に存在した村である。 19世紀末期から一世紀以上に亙って単独村政を維持してきたが、2004年11月5日に神石郡の他の3町(三和町・神石町・油木町)とともに神石郡神石高原町に移行したことに伴い消滅した。2004年10月1日に山県郡筒賀村が合併により安芸太田町となって以降広島県では最後まで残った自治体としての村であり、当村の消滅をもって広島県では自治体としての村はすべて消滅した(兵庫県・香川県に次いで3番目であり、平成の大合併によるものでは初めてとなる。なおこの後の平成の大合併の進捗によって、さらに9つの県から村がなくなる)。 == 沿革 == * 1889年4月1日 - 市町村制施行。当時村域にはいずれも神石郡に属する有木村・上豊松村・笹尾村・下豊松村・中平村があった。 * 1897年7月1日 - 有木村・上豊松村・笹尾村・下豊松村・中平村が新設合併して豊松村が成立する。 * 1950年代半ばに三方を取り囲む神石郡油木町との合併論議が起こるが、反対意見が多かったことから結局実現しなかった。 * 2004年11月5日 - 神石郡の他の3町、三和町・神石町・油木町と新設合併して神石高原町に移行し、消滅する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊松村」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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