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豊田 道倫(とよた みちのり、1970年2月3日 - )は、日本のオルタナティブフォークシンガー。不定形音楽ユニットのパラダイス・ガラージとしても活動していたが、2000年のベスト・アルバムリリースを最後にパラダイス・ガラージ名義での新作は発表していない。初期はノイズやサンプリングを駆使した宅録のスカムミュージックを展開していたが、近年は弾き語りやドラムとのデュオ、バンド形態でのオーソドックスなスタイルで活動している。男女関係を歌った私小説的な歌詞とキャッチーなメロディー、しゃがれた声が特徴。曽我部恵一、前野健太、くるりの岸田繁など、ミュージシャンのファンが多い。 == 来歴・概要== 岡山県倉敷市生まれ、大阪府豊中市育ち。父親は京都大学名誉教授の豊田昌倫。 12歳のときに聴いた松山千春に影響を受け、ギターを始める。 1993年にパラダイス・ガラージで初めてステージに立つ。現在では不定形ユニットと化したパラダイス・ガラージだが、この時は3人編成だった。ノイズとサンプリングに弾き語りをミックスしたスタイルは、当時の大阪のスカム・シーンでも異端と呼ばれていた。その当時の自主制作のカセットテープが話題となり、1995年にアルバム『ROCK'N ROLL 1500』でTIME BOMBからデビュー。 1996年に上京し、活動拠点を東京に移す。上京後は東芝EMI傘下で伊藤英嗣主宰のインディーズ・レーベルRAIL RECORDINGSに所属し、上京前にTIME BOMBからリリースした『奇跡の夜遊び』に加え、『bedroom popsinger』『SWEET 26』『豊田道倫』と、1年で4枚のアルバムをリリースする。 1998年にeast west japanとメジャー契約。制作費1800万円をかけてアルバム『実験の夜、発見の朝』をリリース。翌年99年に契約を破棄。 以降は再びインディースで活動し、1999年に『ROCK DREAM』をリリース。 2000年に『愛情』とベストアルバムをリリースする。その後、2003年の『人体実験』までリリースは途絶える。 2004年に2枚組のアルバム『SING A SONG』を、自主レーベル「HAPPENING」を立ち上げてリリース。このアルバムはエンジニアの内田直之と2人だけで全曲一発録りで、1日でレコーディングされた。 2005年には曽我部恵一や川本真琴、ヤマジカズヒデなどをゲストに迎え、『東京の恋人』をリリース。 上京から現在まで、新宿南口に近い小劇場・シアターPOOで、平均して数ヶ月に1回というペースでライブを行っている。また年末には渋谷o-nestでライブを行っている。 2006年に写真家の徐美姫と結婚、2007年には長男を授かっているが2009年に離婚。 2009年、昆虫キッズと共に『ABCD』をリリース。同年10月12日にはサニーデイ・サービス主催の『東京360分 -ROSE RECORDS & LIQUIDROOM 5th Anniversary-』に「豊田道倫 with 昆虫キッズ」として参加。 2011年、豊田道倫&ザーメンズを結成。メンバーは三輪二郎(G)、久下惠生(Dr)、柳沢一誠(B)。 2013年、ソロとしては3年ぶりとなる『m t v』をリリース。マスタリングはAbbey Roadで敢行。豊田道倫 & mtvBANDとして全国ツアー実施。メンバーは久下惠生(Dr)、宇波拓(B)、冷牟田敬(G)。さらに同バンド名義でのニューアルバム『FUCKIN' GREAT VIEW』を制作する。 2014年、『SING A SONG 2』をリリース。『SING A SONG』と同様にエンジニア・内田直之のもとでわずか1日でレコーディング。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊田道倫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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