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豊町(ゆたかまち)は、かつて広島県豊田郡に存在し、大崎下島の大部分と周辺の小島をもって形成されていた町である。 2005年3月20日安芸郡の音戸・蒲刈・倉橋各町および豊田郡の豊浜・安浦両町とともに呉市に編入されたことに伴い、廃止した。広島県の自治体の中で「ちょう」でなく「まち」と読む唯一の自治体であり、合併後、町域が呉市豊町(ゆたかまち)となると同時に読みを引き継いでいる。 == 沿革 == * 1889年4月1日 - 市町村制施行。当時の町域にはいずれも豊田郡に属する御手洗町と大長村・久友村があった。 * 1941年2月20日 - 大長村の読み方が「おおちょうそん」から「だいちょうそん」に変更される。 * 1947年8月9日 - 大長村の読み方が「おおちょうそん」に戻される。 * 1956年3月31日 - 御手洗町と大長村・久友村が対等合併して豊町が成立する。 * 1992年11月30日 - 豊島との間に豊浜大橋が開通し、陸続きになる。 * 1998年10月 - 平羅橋・中の瀬戸大橋・岡村大橋が開通し、愛媛県越智郡関前村(当時、現:今治市)に属する岡村島と陸続きになる(広島・愛媛両県に跨る初めての架橋であった)。 * 2005年3月20日 - 安芸郡の音戸・蒲刈・倉橋各町及び豊田郡の豊浜・安浦両町とともに呉市に編入された。
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