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財前 五郎(ざいぜん ごろう)は、山崎豊子の小説『白い巨塔』に登場する架空の人物。 == 概要 == 同作の小説の主人公。浪速大学病院第一外科助教授、後に第一外科教授。身長5尺6寸(約170cm)、筋肉質の体格の人物。 傲慢で上昇志向が強いが、助教授時代から大学での臨床講義を熱心に行い、胃の縫合法である「財前式縫合」〔噴門癌患者の術後成績では世界トップクラスだと、佐々木庸平の手術翌日の医局抄読会で言及されている〕を考案するなど、医学者としても情熱を持っていた。だが、教授になった後、里見脩二らの忠告に耳を傾けなかったために佐々木庸平を死なせてしまい、結果裁判に巻き込まれる。さらに学術会議会員選挙などの雑事に忙殺される中で医局員を票のための手駒扱いし、裏切った者を容赦なく切り捨てるなど次第に人間味を失っていく。さらに、鵜飼を抜いて医学界の頂点に立ってやろうという野心まで抱くようになった〔控訴審判決の2日後、里見のもとを訪れる際の独白に記述あり〕が、志半ばでの病により挫折と苦悩、絶望のうちに死を迎えた。 、鼻歌まじりに手術のイメージトレーニングを行う。原作では良き家庭人としても描写されているが、映像版ではほとんどカットされている。 名前の由来は映画「女系家族」のプロデューサーで後に大映から毎日放送へ移籍した財前定生と、ラジオドラマと映画、テレビドラマ(1978年版)で財前五郎を演じた田宮二郎の本名(柴田吾郎、但し「口」という字は縁起が悪いので「吾」から「口」を外して「五郎」とした)から〔野上孝子 『山崎豊子先生の素顔』文藝春秋〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「財前五郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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