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貧乏花見は落語の演目。元々は上方落語の演目の一つである。江戸落語では「長屋の花見」。 上方では、初代桂春團治、5代目笑福亭松鶴、6代目笑福亭松鶴、3代目桂米朝、2代目桂枝雀、3代目笑福亭仁鶴。東京では、3代目蝶花楼馬楽、4代目柳家小さん、5代目柳家小さん、林家彦六、10代目柳家小三治の得意な演目である。 == あらすじ == 朝からの雨がやみ「ええ天気になったなあ」と長屋の連中がこぼしている。雨だから仕事にあぶれてしまって暇なのだ。じゃあちょうど大川の桜が満開やから花見でもしょうやないかと話がまとまる。普段は金がなくてその日の暮しにこまる連中だが遊びに行くとなると準備が早い。「気で気を養うんや」と食べ物も服装もみんな代用品で済まし、「ヨイトヨイト花見じゃ」と一同大騒ぎで桜の宮へ。 行ってはみたが、周りの金持ちの花見を見るとあまりにも落差が激しい。そこで二人の男が喧嘩のふりをして暴れ花見客が逃げたすきに酒と馳走をせしめることになる。だが、行き違いから本当の喧嘩になり周りの花見客は蜘蛛の子を散らすように逃げ去る。 「おいっ!いつまでやってんねん」「…なにをっ!馬鹿にしやがって」「もう、やめェや。周り見て見イ」「…えっ!あらっ!誰もおらへん」 「酒もご馳走もそのままやがな」と、首尾よく計略は成功し、長屋連中本物の酒と馳走で盛り上がる。取られてしまった客はかかわり合いを恐れて誰も抗議に行かない。見かねた幇間が「大丈夫だす。わたいがガーンと言わして来ます」と酒樽を振り上げて怒鳴りこみに行くが、酔って威勢のよくなった長屋連中にやり込められ、「その酒樽は何やねん」「へえ。酒のお代わりを持ってきました」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「貧乏花見」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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