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貨幣石(かへいせき、''Nummulites'')は、新生代第三紀に繁栄した大型の有孔虫である。形状が貨幣に似た円盤状であることから、ラテン語で「小さなコイン」を意味するこの名が付いた。学名を仮名表記したヌムリテスの名でも呼ばれる。 == 概要 == 貨幣石は非常に大型の原生生物であり、直径が10cmを超えるものもある。世界各地で発見されており、かつ生存していた時期が比較的短いため、示準化石として用いられる。全て化石種であり、現生のものは存在しない。 19世紀初頭まで、貨幣石は軟体動物腹足綱の一種であると考えられていた。有孔虫へと移されたのは1825年、d'Orbigny の研究に基づく分類学的措置である。当初巻貝と誤解されていた殻の中は不完全に仕切られた個室から成っており、そこに充填された原形質には複雑な脈管系が発達していた。これは貨幣石の細胞内物質輸送に関与していたと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「貨幣石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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