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【名詞】 1. inert gas 2. noble gas =========================== ・ 貴ガス : [きがす] 【名詞】 1. inert gas 2. noble gas
第18族元素(だいじゅうはちぞくげんそ)とは、長周期表における第18族に属する元素、すなわち、ヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドン・ウンウンオクチウム(未承認であり、性質も推定。)をいう。なお、これらのうちで安定核種を持つのは、第1周期元素のヘリウムから第5周期元素のキセノンまでである。大抵は希ガス、稀ガス(ともに rare gas)や貴ガス (noble gas) と呼ばれる。 == 概要 == 第18族元素は、原子における最外殻電子が閉殻となっているため、化学的に非常に不活性であり、しばしば単原子分子として存在する。かつて第18族元素には化合物が知られていなかったために、不活性ガス(inert gas)類と呼ばれた。しかし、化学的な不活性さの度合いは、第1周期元素のヘリウムを筆頭として、周期が進むにつれて弱くなる。安定核種が存在する最後の周期である第5周期のキセノンに化合物が見つかったことを皮切りに、他の第18族元素にも化合物が見つかったため、今日において不活性ガスという言い方は、この族の性質を正しく言い表していないと言える。 日本語の希ガスの名称は「稀(まれ)な」に由来する。これもかつて化学的分離や抽出が困難であった時代の名称の名残である。空気中には0.9%のアルゴンが含まれている。これは二酸化炭素 (0.03%) の30倍であり、それほど稀な元素というわけでもない。一方、英語ではIUPAC(国際純正・応用化学連合)の2005年勧告を受けて貴ガスに相当する、 noble gas の表記がされている。日本の高等学校化学の教科書では、全ての出版社が「希ガス」と表記(一部で「貴ガス」と併記)しているが、これについて日本化学会は2015年3月17日に、今後は日本国外の高校教科書が例外なく使用している「noble gas」に合わせて、「貴ガス」表記に変更するよう提案している。 ヘリウムを除いて、常圧かつ凝固点以下で弱いファンデルワールス結合による結晶(単原子分子による分子性結晶)を形成する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第18族元素」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Noble gas 」があります。 スポンサード リンク
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