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貴婦人と一角獣 : ミニ英和和英辞書
貴婦人と一角獣[きふじんといっかくじゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

貴婦人 : [きふじん]
 (n) lady
婦人 : [ふじん]
 【名詞】 1. woman 2. female 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [いち]
  1. (num) one 
一角 : [ひとかど]
  1. (n-adv,n-t) full-fledged 2. considerable
一角獣 : [いっかくじゅう]
 (n) unicorn
: [つの]
 【名詞】 1. horn 
: [しし, けもの]
 【名詞】 1. beast 2. brute 

貴婦人と一角獣 : ウィキペディア日本語版
貴婦人と一角獣[きふじんといっかくじゅう]

貴婦人と一角獣(きふじんといっかくじゅう、フランス語 : ''La Dame à la licorne'')はフランスにあるタペストリー(つづれ織り)の6枚からなる連作である。制作年や場所は不明だが、パリで下絵が描かれ、15世紀末(1484年から1500年頃)のフランドルで織られたものとみられている。
このタペストリーのテーマは不明だったが、現在では六つの感覚を示したものとされる。「味覚」、「聴覚」、「視覚」、「嗅覚」、「触覚」、そして「我が唯一つの望み」(''A mon seul désir'')である。「我が唯一つの望み」は謎に包まれているが、普通「」や「理解」と解釈されることが多い。
六つのタペストリーはそれぞれ若い貴婦人がユニコーンとともにいる場面が描かれ、ほかに獅子もともに描かれているものもある。背景は千花模様(ミル・フルール、複雑な花や植物が一面にあしらわれた模様)が描かれ、赤い地に草花やウサギ・鳥などの小動物が一面に広がって小宇宙を形作っており、ミル・フルールによるタペストリーの代表的な作例となっている。
タペストリーの中に描かれた旗や、ユニコーンや獅子が身に着けている盾には、フランス王シャルル7世の宮廷の有力者だったジャン・ル・ヴィスト(Jean Le Viste)の紋章(三つの三日月)があり、彼がこのタペストリーを作らせた人物ではないかと見られている。ジャン・ル・ヴィストがリヨン出身であり、獅子の「lion」はリヨン「Lyon」から、一角獣は、足が速いためフランス語で「viste」(すばやい)とル・ヴィスト(Le Viste)の一致によるものと言われている。
このタペストリーは1841年、歴史記念物監督官で小説家でもあったプロスペル・メリメが現在のクルーズ県にあるブーサック城(Château de Boussac)で発見した。タペストリーは保存状態が悪く傷んでいたが、小説家ジョルジュ・サンドが『ジャンヌ』(1844年)の作中でこのタペストリーを賛美したことで世の関心を集めることとなった。1882年、この連作はクリュニー美術館(中世美術館)に移され、現在に至っている。
本作がフランス国外へ貸し出されることはほとんどないが、39年ぶりに日本で開催された「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣」展 で展示された(東京国立新美術館:2013年4月24日 - 7月15日、大阪国立国際美術館:2013年7月27日 - 10月20日)。

== 6枚のタペストリーについて ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「貴婦人と一角獣」の詳細全文を読む




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