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貼箱[はりばこ]
貼箱(はりばこ)は、板紙製の紙器(紙箱)や木箱の表面にデザインされた紙を貼って美麗に加工した、化粧箱である。 == 概要 == 日本において、板紙のような厚紙がなかった頃には、杉板などで箱を作り、内張や外張に千代紙などの和紙を貼って作られていた。明治時代以降、黄ボール、チップボールなどが作られるようになるとボール紙に和紙や洋紙を貼って作る貼箱が主流になったが、白ボールの出現で直接紙に印刷する製造法が一般的となった。 貼箱は黄ボールやチップボールを芯にして箱を作るため、20世紀中のほとんどの時代においてはファクトリーオートメーション化が難しく、手作業が一般的であったことから、価格的には高価であった。しかし、機械技術の進歩に伴って近年ではファクトリーオートメーション化が進み、量産が可能になった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「貼箱」の詳細全文を読む
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