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松平 信重(まつだいら のぶしげ)は、南北朝時代から室町時代初期の三河国松平郷の領主(あるいは国人)。松平氏(徳川氏)の発祥地・松平郷の基礎を築いた人物とされる。 == 生涯 == 出自は確定できていない。『松平村誌』の「松平氏由緒書」では賀茂氏や鈴木氏の一族といわれる。『古代氏族系譜集成』は父・信盛を荒尾持頼と同一人物とし、また荒尾氏は在原氏の後裔のため、信重は在原氏であったとする。また「陰陽寮下司系図―加茂系図」(鈴木真年『百家系図稿』所載)では、信盛の父親は賀茂在信だとする。 延文5年(1360年)頃に家督を継いだという。貞治6年(1367年)、信盛の菩提所として足助氏出身の寛立を開山に寂静寺(現在の高月院)を開基した。 信重の家は弓馬や和歌に秀でた三河国中に知られていた有徳人・富貴の者であったとされ、松平親氏とその配下・石川孫三郎ら一行が信濃国から碧海郡酒井村あるいは幡豆郡坂井郷を経て松平郷へ到来した。信重は親氏の和歌に通じた教養と武勇を評価して、その次女・水女の婿養子として松平郷を継承させた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松平信重 (松平郷)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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