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「赤城の子守唄」(あかぎのこもりうた)は昭和9(1934)年2月に日本ポリドール蓄音器株式会社(のちのポリドール)により発表された歌謡曲の題名。作詞は佐藤惣之助。作曲は竹岡信幸。東海林太郎が歌った。 == 概略 == この曲は、幕末の侠客国定忠治を主題とした松竹制作の時代劇映画『浅太郎赤城の唄』(高田浩吉主演)の主題歌として作られた。哀愁ある旋律と歌詞は大ヒットし、東海林太郎の出世作となった。曲の人気さは物すごく、松竹も映画のタイトルを『赤城の子守唄』に変えた途端、大入りになったほどである。のち春日井梅鴬によって浪曲としても広まった。東海林にとっては思い入れの深い曲で、重要なレパートリーの一つとして生涯歌い続けた。 この歌のストーリーは、講談や浪曲、映画で有名なもので、国定忠治の命を受けた子分の板割の浅太郎は、裏切りの罪で、忠治の友人御室の勘助を殺害する。だが勘助は死の間際に、裏切りは忠治を救うためのものであったと釈明。遺児の勘太郎の面倒を託して果てる。浅太郎は父の死を知らない勘太郎を抱いて勘助の首を抱えて忠治に事の仔細を告げ、忠治も身の不明を恥じて勘太郎を連れて逃亡の旅に出るというものである。 東海林はステージで浅太郎の扮装で「赤城の子守唄」を歌い、後年の燕尾服で直立不動のスタイルとは違ったものであった。この時勘太郎に扮して背中に抱かれていたのが、子役の高峰秀子であった。のち、これが縁で、東海林は高峰を溺愛し養子に迎えようとしてトラブルを引き起こす。 東海林太郎はこの曲を第7回NHK紅白歌合戦で歌唱した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤城の子守唄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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