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赤尾ダム(あかおダム)は、富山県南砺市、一級河川・庄川水系庄川に建設されたダム。高さ29.2メートルの重力式コンクリートダムで、関西電力の発電用ダムである。同社の水力発電所・赤尾発電所に送水し、最大3万2,500キロワットの電力を発生する。 == 歴史 == 1951年(昭和26年)、日本発送電の分割・民営化に伴い、庄川の水力発電所群は関西電力に継承された。庄川では既に小牧ダムや祖山ダム、小原ダムといった大規模な発電用ダムが完成しており、それらの上流では成出ダムが建設中であった。事業を引き継いだ関西電力は成出ダムに加え、上流の椿原ダムや鳩谷ダムを1950年代中に完成させている。1960年代に入ると、これら関西電力の水力発電所群の上流において建設されていた電源開発の御母衣ダムが完成。その後、関西電力は既存のダムに対する再開発事業を展開し、新祖山発電所・新成出発電所・新椿原発電所・新小原発電所が続々と運転を開始した。 こうしたダム再開発事業と並行して、関西電力は新規のダム建設も実施。開発の余地が残されていた成出ダムと小原ダムとの間に赤尾ダムおよび赤尾発電所が建設された。赤尾発電所は1978年(昭和53年)に運転を開始している〔「水力発電所データベース 赤尾発電所 」(2008年3月31日入力、2011年1月10日閲覧)より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤尾ダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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