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赤星氏(あかほしし)は、中世に肥後国菊池郡〔菊池郡赤星村、戸崎村赤星、現・菊池市赤星(2005年までは菊池町)〕を本拠とした国人領主。 菊池氏の一族で、菊池武房の弟の赤星有隆を祖とし、隈部氏、城氏と共に菊池氏の三家老家の一つ。家紋は菊池氏と同じく並び鷹羽。 主家の菊池家が衰微するに従って他の家老家と共に勢力を伸ばし、菊池義武が甥の大友宗麟と争った際には大友氏の傘下に入って活躍。その報償として菊池氏の本拠であった菊池城を任された。しかし同じく菊池氏の重臣であった隈部氏は龍造寺氏と接近し、菊池氏の後継の座を巡って赤星氏と対立してゆくことになる。 1559年(永禄2年)の合勢川の戦いで赤星親家は隈部親永に大敗。のちに菊池城を隈部氏に奪われた。叔父である合志親賢の合志城に身を寄せた赤星統家は、龍造寺氏に人質として差し出した子を殺害された恨みからやがて島津氏に接近。沖田畷の戦いでは島津氏の先鋒となって龍造寺氏と戦った。 だが、以後も島津氏と共に行動した事が原因で、豊臣秀吉の九州征伐の後に菊池城を取り戻す事はできなかった。 ==系譜== ;実線は実子、点線(縦)は養子、点線(横)は婚姻関係。 * 日本の名字七千傑 * 武家家伝 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤星氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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