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赤穂義士祭（あこうぎしさい）は、兵庫県赤穂市で毎年赤穂義士たちが討ち入りを果たした〔ただし、「12月14日」は当時の暦で数えた日付であり、現行のグレゴリオ暦に直すと1月30日となる。〕12月14日に行われる祭りである。1903年（明治36年）から行われており、100回を超える赤穂市最大のイベントとして盛大に行われる。 最大の目玉である忠臣蔵パレードは、市内小学生による金管バンドパレードを皮切りに、東映剣会による「殺陣(たて)」、色艶やかなお姫様衣装を身にまとった赤穂義士娘による「義士娘人力道中」、当時の赤穂藩主の参勤交代を偲ばせる「大名行列」、殿中刃傷の場や討ち入りの場など忠臣蔵の７つの名場面をそれぞれの車上で演じる「山車(だし)」、そして意気揚々と芝高輪泉岳寺へと向かう四十七義士に扮した「義士行列」へと続き、沿道を埋めつくした数万人の観客を元禄絵巻さながらの世界へと誘う。 このほか、義士が眠る花岳寺の追慕法要、義士を祀る大石神社の祭典、近隣の市町村や義士親善友好都市により行なわれる「忠臣蔵交流物産市」などが催される。 また、12月14日の赤穂義士祭までの１週間を、「忠臣蔵ウイーク」とし、期間中は、市内各所で連日多彩なイベントが行なわれる。 ==第112回赤穂義士祭概要== ;第27回義士親善友好都市交流会議（忠臣蔵サミット） :毎年、サミット加盟自治体のひとつが開催地となっている。 : *開催期間：2015年10月30日（金） : *会場：赤穂市文化会館 : *記念講演：平田進也 : *特別ゲスト：紀里谷和明(映画「ラスト・ナイツ」監督) ;忠臣蔵ウイーク２０１５（12月5日～12月14日） :“ALL AKO～播州赤穂のすべてをすべての播州赤穂で～”をテーマに、恒例となった５層の天守閣をLED電球によって再現してシンボルとする。幻の天守閣が10年目を迎えた本年度は、特別記念企画として、音と光と映像のコラボレーション『忠臣蔵 Ukiyoe』を12月12日（土）13日（日）に開催、幻の天守閣を中心とする光の演出を本丸跡全体に拡大する。また、期間中は参加する団体や店舗が100以上にも及ぶウィーク期間限定企画や、初日のオープニングイベントを皮切りに、春野恵子の浪曲「ROCK YOU！」（12月12日（土）赤穂市文化会館）など50を超える催しやイベントが行われた。 ;義士追慕の前夜祭（12月13日） :13時から、音楽イベント（赤穂市文化会館大ホール）を開催。18時からは、義士祭の殺陣演技でも人気の東映殺陣集団・剣会を迎えて、映画『太秦ライムライト』を上映する。赤穂城本丸跡や赤穂城跡三の丸／武家屋敷公園では前夜祭イベント、花岳寺や大石神社では、義士追慕の法要・祭典の後に資料館や義士墓所などの無料拝観が行われ、義士を供養する竹あかりや高張提灯などによる幻想的な光の演出に包まれる。本年度は、花岳寺で愛知県西尾市より三州吉良太鼓、大石神社では京都山科のこども歌舞伎の奉納演技が予定されている。花岳寺門前の御成道ではイルミネーションやろうそくで幻想的にライトアップ、提灯行列などが行われる。また、かす汁、とん汁、ニラ雑炊や討ち入りそば、茶席など、前夜祭では恒例となった温かいおもてなしが各所で行われる。 ;赤穂義士祭（12月14日） :午前10時、彦根鉄砲隊の号砲を合図に市中パレードがスタート。市内小学校の金管バンドを皮切りに、協賛企業パレードや、はやかご行列、大名行列、赤松手作り甲冑隊(兵庫県上郡町)などが参加する。忠臣蔵パレードの花形である義士行列では、俳優西郷輝彦が大石内蔵助役で初参加する。パレードの実況・司会は浜村淳。 ;忠臣蔵交流物産市（12月14日） 赤穂城跡三の丸／武家屋敷公園 :全国の忠臣蔵ゆかりの市町や近隣の市町が多数出展する。特設ステージでは淡路だんじり唄などの催しの他、各地のゆるキャラなどが参加して観光PRや物産の販売、ご当地グルメのおもてなしなどで賑わう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「赤穂義士祭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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