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赤道ギニア亡命政府(せきどうギニアぼうめいせいふ、スペイン語:''Gobierno de Guinea Ecuatorial en el exilio'')は、赤道ギニアの最大野党勢力赤道ギニア進歩党 (PPGE) が2003年、スペインのマドリードに樹立した亡命政府。 ==設立背景== 赤道ギニアは中部アフリカの西部に位置する小国だが、1968年の独立以来絶えず独裁体制が敷かれてきた。1987年には独裁政党赤道ギニア民主党 (PDGE) が結成され、現在に至るまでテオドロ・オビアン・ンゲマを大統領とするPDGE政権が続いている。PDGEは1990年代前半、形式的に一党独裁を放棄。それを受け、セベロ・モトヌサを党首とする赤道ギニア進歩党 (PPGE) が結成された。だがPDGEの権威主義的支配体制は変わらず、野党勢力にはPDGE政権と妥協するか、そうでなければ弾圧されるかという2つの選択肢しか残されていなかった。 市場経済・民主主義を党の2大柱とするPPGEは常に最大野党として、PDGE政権を批判する立場にあったが、これにより弾圧対象として政府側に認知され、PPGEは活動停止、党首モトヌサは武器密輸容疑をかけられスペインに亡命した。モトヌサは赤道ギニア国内に残る大半のPPGE幹部を指揮しながら、政権奪取の機会をうかがうこととなった。そして遂に2003年、PPGEは亡命先のスペインにおいて「赤道ギニア亡命政府」の樹立を宣言、モトヌサが亡命政府大統領に就任したのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤道ギニア亡命政府」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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