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赤銅鍱部または銅鍱部〔成業論 ; Muroji, Vasubandhus Interpretation Des Pratātyasamutpāda, 1993, 109頁: 対応チベット語は gos dmar sde pa; Lamotte, Pruden, Karmasiddhiprakarana, §35; 三枝充悳『世親』2004, 166頁;ただし別訳業成就論 は「銅色弟子」と訳している。また一切経音義 は「銅鍱部」に「餘渉反上座部也鑿赤銅鐷書字記文今猶在師子國也」と割り注を入れる〕(〔荻原雲来『梵文倶舎論疏』1932, 第二版: 1972, 705頁; Śastri, abhidharmakośa, 1987, 1205頁; チベット訳: 東北4092, ngu巻, 319a; 『中華大蔵経』テンギュル 80巻, 1616頁〕 〔 Lance Cousins, On the Vibhajjavādins, ''Buddhist Studies Review'' 18-2, 2001 〕)は、部派仏教の一派。 銅鍱洲や赤銅鍱(〔赤沼智善『印度佛教固有名詞辭典』1967, 679頁; Renou, L'Inde classique, 1947『インド学大事典』1981, 466; B. C. Law, Geography of early Buddhism, 1973, 70頁; Chuan Cheng, Designations of Ancient Sri Lankan Buddhism in the Chinese Tripiṭaka, ''Journal of the Oxford Centre for Buddhist Studies'' 2, 2012 〕)とはスリランカの古称。銅鍱洲などインド南部に広がった分別説部支派の古称。現在の上座部仏教の源流と考えられる。紅衣部()とも呼ばれる。〔Yoichi Fukuada, Mahāvyutpatti, 1989, S.9083; Thesaurus Literaturae Buddhicae 〕 == 支派 == 赤銅鍱部は後に以下の三派に分れたとされている。〔慧日佛學班.第5期課程"印度佛教史" 〕 *大寺派() 現在の上座部仏教の源流でありブッダゴーサの清浄道論で知られる。〔〕マハーワンサによると無畏山派に破壊されたとある。〔The Mahavamsa Chapter XXXVII King Mahasena 〕 *無畏山派() B.C1世紀に大寺派から分裂した。大乗および密教を取り入れた派。〔Abhayagirivasins 〕 *ジェータ林派() 3世紀に無畏山派から分裂した。ジェータ林とは祇園精舎の別称。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤銅よう部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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