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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
走れコウタロー(はしれこうたろー)は、日本のフォークグループ・ソルティー・シュガーの2作目のシングル。1970年7月5日発売。発売後、口コミでチャートの順位を伸ばし、最終的に100万枚近いヒットとなり、ソルティー・シュガーは同年の第12回日本レコード大賞新人賞を受賞している。コミックソングの1つでもあり、発表から40年以上経った現在でも運動会で徒競走のBGMとして使われることがある。 == 概要 == 元々はバンドの練習などで遅刻を繰り返していた山本厚太郎に対して池田謙吉を中心とした他のメンバーが作ったはやし歌であり、サビの「走れ、走れコータロー」の部分しかなかった。その後、実在する馬コウタロー(後述)がいた影響などもあり、競馬の歌として完成する。 1969年12月に発表したデビュー作が800枚程度しか売れず、2作目は出せないと諦めていたメンバーだったが、MCや雰囲気が面白いという理由でラジオや学園祭に呼ばれるようになっていった。当初は日本ビクターも静観していたが、この人気を受け、1970年春頃には2作目の発売に前向きになる。ディレクターらとのミーティングの際に「面白い歌はないか?」と聞かれた際に、楽器を持っていなかったが、同曲を即興で披露(伴奏の部分も全部口でやった)したところ、レコード化が即決され、同年4月にはレコーディングも終了。ライブで披露する際にも確実にウケる曲になった。 バンド的にはレコード発売直前に池田が突然死するという最大の危機が訪れていたものの、口コミなどで徐々に売り上げを伸ばし、発売から約2ヵ月半たった9月の最終週、オリコン週間チャート9位にランクされた後、5週をかけて3位となる。翌1971年の1週目に1位となった。 楽曲としては徹底的なパロディ精神で貫かれているのが特徴であり、ダービーの風景(出走前・観客席・出走後ゴール直前まで)を描写しているものの、出走している馬名が他の博打に関連する言葉であったり、当時の人気ギャグであったりとメチャクチャであり、更には競馬とは全く関係ない「引っこ抜け」という応援が入ったりする。また、東京都知事として公営ギャンブルの廃止に取り組んでいた美濃部亮吉の声色をまねたナレーション、早口の実況中継が曲中に含まれている。都知事のナレーションに関しては、(元々公営ギャンブル廃止派なのでナレーションをしていること自体がギャグではあるものの)麻雀の役の馬名に釣られて他の麻雀の役を言ってしまうというミス(「(公営)ギャンブル廃止とか言ってるけど、実際影では麻雀やってんだろ」という強烈な風刺を含んでいる)をやらかす。また実況中継に関しては、(出走している馬名がメチャクチャである事自体がギャグであるものの)実況の末に興奮しすぎて、馬名からの連想ゲームになり、蛍の光の歌詞の一節を実況してしまうという展開になるなど、二重三重のパロディが織り込まれている。 ジャケットのイラストは針すなおによる。1コーラス目と前述の台詞は高橋隆が、2コーラス目は手塚通夫が、3コーラス目は山本または佐藤敏夫が歌っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「走れコウタロー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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