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ブートディスク()、起動ディスクは、(通常、リードオンリーの)可搬デジタル記憶媒体で、オペレーティングシステム (OS) やユーティリティプログラムを起動(ブート)するものを指す。媒体にフロッピーディスクを用いたものは特に起動フロッピーと、その他の媒体についてはブータブルディスクとも呼ばれる。 == 概要 == ブートディスクは、ブート対象コンピュータの内蔵補助記憶装置に一時的に書き込むことがないよう、一時的なファイル格納場所としてRAMディスクを生成して使うことがある。 ブートディスクは、次のような用途で使われる。 * OSのインストール * データ復旧 * データの消去 * ハードウェア/ソフトウェアのトラブルシューティング * OS環境のカスタマイズ * ソフトウェアのデモ実行 * パスワードが分からなくなった場合の管理目的の利用(Windowsのブートディスクではこれは不可能な場合があるが、Linuxのブートディスクや特別なブートディスクを使うと、内蔵ハードディスクにはWindowsしかインストールされていなくとも、この用途に使える場合がある) * 内蔵ハードディスク上のOSでブートすると自動的にコンピュータウイルスが動作してしまう場合の対処 ブートディスク媒体としては、フロッピーディスクやCD-ROMが一般的だが、それ以外にも磁気テープ、ZIP、最近ではUSBメモリなども使われる。ブート媒体としてどんなものが使えるかは、そのコンピュータのBIOSがそのデバイスからのブートをサポートしているかどうかに依存する。例えば、BIOSによってはCD-ROMによるブートをサポートしていないことがあり、フロッピーで起動してからCD-ROM上のソフトウェアを実行する必要がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブートディスク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Boot disk 」があります。 スポンサード リンク
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