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越前騒動 : ミニ英和和英辞書
越前騒動[えちぜんそうどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

騒動 : [そうどう]
  1. (n,vs) strife 2. riot 3. rebellion 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 

越前騒動 : ウィキペディア日本語版
越前騒動[えちぜんそうどう]

越前騒動(えちぜんそうどう)は、江戸時代初期に越前北ノ荘藩(福井藩)で起こったお家騒動。領民間の諍いを契機として重臣間の対立が表面化、藩内を二分する争いとなって武力衝突にまで発展、徳川家康将軍秀忠が直裁して収束させた。久世騒動とも。
== 騒動の発端 ==
慶長17年(1612年)、藩祖・秀康の寵臣であった久世但馬守が領する村の農民の娘が、岡部自休の領する村に嫁いでいたが、夫が佐渡金山に行ったまま音信不通となったことから実家に戻り再婚した。数年後、前夫が帰郷し妻が勝手に再婚したことに憤って諍いとなり、再婚した現夫が何者かに殺害されるという事件が起こった。久世はこれを前夫の仕業と思い、自領の農民を殺された事に対する報復として家臣に命じて密かに前夫を殺させた。それを探知した岡部自休は自領の農民を殺害させたとして久世の罪状を藩に訴え出た(『国事叢記』)。
古老茶話』では岡部領の村娘が久世領の村に嫁ぎ、実家に戻って再婚、久世領民である前夫の訴え出を受けた久世の家臣が元妻の舅を殺害したとあり、『続片聾記』では久世領の村娘と再婚した岡部領の男が、久世領民である前夫を殺害、これに対する報復として久世の家臣が、現夫を家ごと焼き殺した、となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「越前騒動」の詳細全文を読む




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