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越後交通モハ1400形電車(えちごこうつうモハ1400がたでんしゃ)は、越後交通が同社長岡線において運用した電車(制御電動車)である〔。 本項では、同形式の制御車(クハ)であったクハ1450形電車についても記述する〔。 == 概要 == 越後交通は、同社長岡線に従来在籍した旅客用電車各形式の代替を目的として、小田急電鉄よりデハ1200形電車およびデハ1400形・クハ1450形電車を計10両譲り受け〔「他社へ転出した小田急の車両 1999年版」(1999) p.199〕、1967年(昭和42年)から1969年(昭和44年)にかけて導入した〔。種車となった形式は異なるものの、導入後の各車両は制御電動車にモハ1400形 (1401 - 1404) 、制御車にクハ1450形 (1451 - 1456) の形式称号・車両番号が種車の区別なくそれぞれ付与された〔。小田急電鉄在籍当時の旧番との対照は以下の通りである〔〔。 小田急デハ1200形・デハ1400形・クハ1450形の各形式は、小田急電鉄在籍当時に制御方式を由来として「HB形」または「HB車」と呼称されたグループに属し〔「アーカイブスセレクション 私鉄車両めぐり(37) 小田急電鉄」(2002) p.49〕、小田急電鉄において廃車となった際、主電動機を同社4000形電車(初代)の新製に際して供出していたことから〔「アーカイブスセレクション 私鉄車両めぐり(101) 小田急電鉄」(2002) pp.73 - 74〕、越後交通への導入に際しては中古品を他社より購入し、新たに搭載した〔。また、モハ1400形は導入に際して旧来の連結面側妻面にも運転台を増設し両運転台構造へ改造された〔。各種改造は上掲の通り、西武所沢車両工場・東洋工機・越後交通自社工場の3箇所において実施され、全車とも改造名義ではなく新製名義で竣功した〔。 モハ1400形・クハ1450形の導入後に実施された架線電圧の1,500V昇圧により、従来在籍した電車各形式は一部を除いて淘汰され〔〔1973年(昭和48年)当時、長岡線に在籍する電車は、モハ1400形・クハ1450形のほか、富士身延鉄道が発注した旧モハ110形を出自とするモハ5000形5001、および1954年(昭和29年)に日本鉄道自動車工業(現・東洋工機)において新製したモハ2000形2003を架線電圧昇圧に際して客車化改造を実施したホハ2000形2003の2両が存在するのみであった。〕、両形式は長岡線における旅客輸送の主力車両として1975年(昭和50年)の長岡線旅客営業廃止まで運用された〔「他社へ行った小田急の車両」(1982) p.154〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「越後交通モハ1400形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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