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越百山(こすもやま)は、長野県上伊那郡飯島町と木曽郡大桑村にまたがる標高2,614 mの山〔GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は2,613m。〕。北には南駒ヶ岳、南は奥念丈岳へと続く木曽山脈(中央アルプス)南部の主稜線上にある。別名が越百岳(こすもだけ)〔新日本山岳誌 (2005)、990頁〕〔コンサイス日本山名辞典 (1992)、203-204頁〕。 == 概要 == 周辺の木曽山脈の山域は1951年(昭和26年)11月22日に長野県の中央アルプス県立自然公園に指定された。山頂の南にある南越百山(標高2,569 m)から北側が高山帯で、その南側が亜高山帯となる〔。稜線一帯は領家変成帯に属し灰白色の伊奈川粗粒花崗閃緑岩で構成されている〔。山頂には、大きな花崗岩の岩と三等三角点(点名「越百」)〔がある。山頂付近は風化した砂礫地の森林限界で、アオノツガザクラ、イワツメクサ、トウヤクリンドウ、ヒメウスユキソウなどの高山植物が見られる〔。その下部では針葉樹林にダケカンバなどが混じり、林底にはクマザサや亜高山植物が分布している〔。ハイマツに覆われた山の上部はならだかな女性的な山容である〔日本の山1000 (1992)、441頁〕。山頂は見晴らしが良く、東に赤石山脈(南アルプス)とその稜線越しに富士山、周辺の中央アルプスの山々、西に白山、御嶽山、乗鞍岳、穂高岳などを望むことができる。日本三百名山〔日本三百名山 (1997)、159頁〕および信州百名山のひとつに選定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「越百山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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