|
趙武(ちょうぶ)は、中国春秋時代の晋の政治家。父の代に一度は滅亡した趙氏を再興させ、晋と楚の和睦を成し遂げる大功をあげた。 == 生涯 == === 九死に一生を得る === 紀元前597年、趙武が生まれる直前に父趙朔をはじめとする一族が、司寇の屠岸賈によって、皆殺しにされた。かつて、一族の趙穿が霊公を殺した罪を問われてのことだったが、母の趙荘姫は公室から降嫁していたために、命を助けられた。趙荘姫は後宮に戻ったが、このとき、すでに趙武を身篭っていた。 誕生した趙武は、屠岸賈の追及を逃れるために、趙朔の食客だった公孫杵臼の犠牲と、趙朔の友人だった程嬰の機転により、趙朔から趙家再興を託された韓厥の支援を得て、山中に隠れた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「趙武」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|