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『路地裏の少年』(ろじうらのしょうねん)は、浜田省吾の楽曲。デビュー・シングルでもある。 この楽曲は、多くのバージョンが存在している〔1stシングルヴァージョン、アルバム『生まれたところを遠く離れて』収録ヴァージョン、12インチシングルヴァージョン、アルバム『J.BOY』収録ヴァージョン(オリジナル盤、1999年リミックス盤の合わせて2ヴァージョン)、1996年公開映画『スーパースキャンダル』エンディング・ヴァージョン(シングル・アルバム共に未収録)がある。 〕。 == 概要 == *1976年4月21日発売のソロ・デビューシングル。1stアルバム『生まれたところを遠く離れて』と同時発売された。両面ともアルバム・テイクとは別のEP用(シングル・バージョン)である。 *23歳の誕生日の前日に書かれた曲で、そのためラストが「22歳」となっている。この曲を聴いたスタッフは「これで行ける!」と盛り上がり、浜田もそれを聞いて喜んだという。 *もともと制作段階では「青い目の少女」というタイトルで、浪人時代に出会ったホームステイに来ていたアメリカ人の女子学生のことを歌ったものだった。浜田にとって初恋の相手ともいえる存在で、夏休み期間中のホームステイが終わり彼女がアメリカに帰ってからも、しばらく文通を続けながら交流があったという。しかし、作っている途中で「このことを歌にするのはやめよう」と思い、「路地裏の少年」として書き換えられた。そのことをジャクソン・ブラウンに話すと、「本当に大切な思い出は自分だけのものにするわけだね」と言われたという。 *HOUND DOGの大友康平は、アマチュア時代にラジオでこの曲を聴いて衝撃を受け、すぐさまレコード・ショップまで走ったという。プロになる決意をした楽曲だと語っている。 *俵万智のベストセラー歌集『サラダ記念日』(1987年初版)に "「路地裏の少年」という曲のため少しまがりし君の十代"と詠まれた歌がある。 *後にディレクターとなる須藤晃は、パチンコ屋で初めてこの曲を聴いたとき、"いつかはこの国 目を覚す"の部分を"いつかは孤独に目を覚す"と聴き間違えて、「なんて文学的な表現をする人なんだ」と思ったという。 *浜田省吾のファンであるSomething ELseがフジテレビ系『LOVE LOVE あいしてる』に出演したとき、この曲のカバーを披露した。 *1989年3月21日、過去に発売されたアナログ・シングルからピックアップされCDシングル化された(後述:『路地裏の少年/愛のかけひき(再発シングル)』)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「路地裏の少年」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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