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跳水[ちょうすい] hydraulic jump跳水[ちょうすい]
跳水(ちょうすい、)とは、開水路流れにおいて、射流から常流に変わるときに、流れの速度が減少し、水深が急激に増大する現象である。 == 現象 == 開水路流れでは、波の速度''c'' は水深''h'' によって''c'' = √(''gh'') で与えられ、水深''h'' が小さいほど遅い。速度の大きい射流では下流の勾配変化などの情報は圧力波として上流へ伝わることがないが、速度が落ちて常流に変化するとき、情報が伝わるようになり流れが不連続的に変化することになる。 流れの不連続性という意味ではこれは衝撃波に似ているが、理論的にはこの現象はマッハ数の代わりにフルード数''Fr'' に支配され、''Fr'' = 1 のときに跳水が起こる。この類似性については圧縮性流れ#水類似も参照のこと。 跳水が起こると、そこで大きな渦運動が発生するため、エネルギーが失われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「跳水」の詳細全文を読む
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