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ヒールホールドは、相手のかかとをひねって膝を極める、格闘技・プロレス等における関節技である。 英語では一般にヒールフック(Heel hook)と呼ばれる。 == 技の要諦 == === 基本 === 相手の膝がある程度曲がっている状態でかかとに肘の内側をフックさせてから両手をクラッチし、両足で相手の膝を固定しつつ、フックした相手のかかとを体ごとひねって極める。ヒール(かかと)と名前は付いているが極まるのは膝関節である。また、足首が同時に極まることもある。 相手が靴を履いている場合や、技をかける側が肘の内側部分を覆う道衣を着用している場合などは、すべりにくくなるためより一層極めやすくなる。 極めの種類には外側から引っ掛けて内側にひねるタイプと、内側から引っ掛けて外側へひねタイプの2種類があり、これを左右の脚のどちらかに極めるので都合4通りの極め方がある。前者は技の形に入りやすいが極めにくく、後者は極めやすいものの技の形に入りにくいという特徴がある。 膝を左右にひねるという技の性格と人間の膝関節の構造上、筋力による抵抗がほとんどできず、技が決まると一瞬にして膝関節の靭帯(主に内側側副靭帯または外側側副靭帯)や半月板等を破壊するため、危険であるとされブラジリアン柔術など多くの格闘技において禁止技となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒールホールド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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