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身体化障害(しんたいかしょうがい、英:Somatic Symptom Disorder)は、『精神障害の診断と統計マニュアル』の以前の第4版のDSM-IVでは、歴史的にヒステリー、またブリケ症候群と呼ばれたことを記している〔『DSM-IV-TR』§身体表現性障害〕。新しい第5版のDSM-5の邦訳名、身体症状症(同じSomatic Symptom Disorderの別訳)では、実際の身体症状に持続的にとらわれているために、著しい苦痛や機能の障害を引き起こしている状態である。 DSM-IVとDSM-5では大きく異なる診断基準を持ち、持続期間で言えば、DSM-IVが多様な症状の数年の持続を要求しているが、DSM-5では6か月である。これは以前のDSM-IVにおける疼痛性障害などを統合した結果である。 正常な感情反応としての懸念は、著しい苦痛や機能の障害を引き起こさない。実際の医学的疾患や、他の精神障害の症状である可能性があるため、早急な診断は、誤った危険な診断となることがある。 ==診断== ===DSM-IV=== DSM-IVの診断基準Aは、30歳未満に発症し数年の持続とそれが生活機能の障害を引き起こしている。診断基準Bが症状の組み合わせであり、4つ以上の痛みの症状と、2つ以上の胃腸症状、1つの性的な症状、1つの神経学的症状を要求している。 また診断基準Cが一般身体疾患や、物質(薬物や投薬)による直接的な作用ではないことを要求している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「身体化障害」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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