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車いすソフトボールは、ソフトボールからの派生競技で、車いすに乗りながら、ソフトボール、ないしは軟式野球のボールを使うというスポーツである。 企画者は北翔大学准教授の大西昌美が、「車いすに乗りながら、健常者スポーツで圧倒的な競技者人口を誇る、野球・ソフトボールを障碍者でもプレーできるようにすることで、障碍者スポーツの裾野を広げるとともに、障碍者・健常者・老若男女を問わず、だれでも一緒にプレーすることができるスポーツ」を目指して取り組んでいる。 ==競技方法== 〔大会ルール 〕 *グラウンドは、基本的に硬い平地(アスファルトや硬い土のグラウンドが望ましい。草地や土が柔らかいと車いすが動かしにくいため)、また体育館や駐車場などを活用する。 *ファールラインは150フィート以上、直線180-220フィート、ダイヤモンドは塁間で50フィート、ホームからセンター相当の2塁まで70フィート、ホームから2塁の線分上で、ホームから28フィートの位置に2フィートのピッチャープレートを置く。 *ベースは基本直径4フィートで、2塁のみ白い円形、他は半円形。1塁ベースのファールゾーンに、駆け抜け用のベースを設置する。 *外野はホームから半径100フィートの円形で、ファールラインからファールラインまでの範囲。 *選手は全員フットプラットフォームがついた車いすを使う。 *ボールは16インチサイズのソフトボール。 *試合は1チーム10人の最大7イニング。5回・6回で10点差以上がついた場合はそのイニング終了でコールドゲームとみなす。 *審判は球審・塁審各1名ずつの2人。 ;攻撃 *全員1ボール・1ストライクの状態からスタートし2ストライクの後からのファールはアウトとみなす(三振と同じ) *キャスターや後輪を含め、車輪が一つでもベースに触れていれば触塁とみなすが、転倒防止キャスターは車輪とはみなさない。 *走者は車いすに必ず座ること。ベースタッチは一つ以上の車輪で手かベースに触れている場合のみ。 *走者が車いすから転落した場合はその場所から改めて乗らなければならない。またベース上で落ちた場合については、体の一部が車いすに触れている状態であれば、ベースにいるものとみなす。 *走者は地面や他の選手の車椅子の泊るところに、手足を出してはいけない。それをした場合は「ディレイドデッドボール」の扱いとする。 *打者は打つときに地面に下肢を接触させてはならない。接触させた場合はボールデッドとみなし、打者はアウトとなり、走者は基のベースに戻らないといけない。 ;守備 *投球ボールが投手の手を離れるまですべての内野手は内野制限のライン上か、ラインの内側にいること。違反した場合、審判はすぐに打者をフォアボールとみなして1塁に進める。 *また外野手(SFは除く)については、外野制限ラインの後ろにいなければならない。 *野手は地面に足をつけた状態でプレーしなければならない。地面についた場合でも足を元に戻した状態でプレーを再開できる。違反した場合、日本ソフトボール協会のルールに基づき「ディレードデッドボール」とみなす。 *また選手が車いすの座席からでん部が離れていた場合は「リフティング」と呼ばれる不正行為があったものとみなし、これもディレードデッドボールとみなされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「車いすソフトボール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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