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(n) vehicle height =========================== ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel ・ 車高 : [しゃこう] (n) vehicle height ・ 高 : [たか] 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money
最低地上高(さいていちじょうこう)とは高さの要素の一つを表す自動車用語で、水平な地表面から車体の一番低い箇所までの垂直距離をいう。英語圏ではminimum ride heightやminimum ground clearanceと呼ばれる。 == 概要 == 車体の一番低い箇所は車両によってまちまちで、マフラーのサイレンサーやエンジンのオイルパン、エアロパーツなどで最低地上高が決まる〔みんなの素朴な疑問 【車高調編】 〕。最低地上高が高いほど凹凸が大きい路面で車体下部に配置される部品が損傷する危険性を回避でき、そうした路面を走行することを考慮した車種では最低地上高が比較的高く設計されている。一方、スポーツカーなどは重心を下げたり、高速走行時の空力特性を重視したりといった理由で最低地上高が比較的低い。 日本の保安基準では普通乗用車を含む分類の自動車に対して、最低地上高は9センチメートル以上(小数点以下切り捨て)と定められており、下記にあげられる部品は測定対象外とされる〔道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2003.09.26】〈第二節〉第85条(最低地上高)〕。 # タイヤと連動して上下するブレーキ・ドラムの下端、緩衝装置のうちのロア・アーム等の下端 # 自由度を有するゴム製の部品 # マッド・ガード、エアダム・スカート、エア・カット・フラップ等であって樹脂製のもの 装甲戦闘車両(AFV)や農作業用の車両は、極めて凹凸の激しい地形を進んだり、敵軍により仕掛けられた障害物や農作物をまたいで進む必要があるため、一般的な車両とは異なる構造を用いて高い最低地上高を確保したものもある。その一つがハブリダクションによるポータルアクスル(門型アクスル)という構造である。 ユーザーが任意に車高を調節できる機構を備えたサスペンション部品や自動的に車高を調整するサスペンション部品も製品化されて、市販車両に搭載されるようになった。エアサスペンションやハイドロニューマチック、アクティブサスペンション、セミアクティブサスペンションなどを装備する車両では、空気圧や油圧を変化させて車高を変化させる物がある。アウディ・オールロードクワトロなどの近代的な車両では、道路条件を自動的に判断して車高を調整するシステムが装備されているものもある。 より簡素な構造の車高調整式ショックアブソーバーも製品化されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最低地上高」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ride height 」があります。
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