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カーリターダーは、貨車操車場に設けられ、転走する貨車に地上側からブレーキをかけるための設備である。軌道に沿って配置された制動桁を空気圧または油圧によって車輪の側面に押し付けることによって制動するものが一般的である。かつて、JIS E 3013「鉄道信号保安用語」では軌道貨車制動装置と呼ばれていた。 == 役割 == ハンプヤードにおいて仕分けされる貨車は、ハンプの急な下り勾配で加速されて転走する。貨車は車輪や軸受の抵抗、向かい風の抵抗などのために徐々に減速しながら仕分け線まで慣性で走り続ける。この抵抗に比べてハンプによる加速が十分でないと、貨車は仕分け線の途中で立ち往生し、散転の能率を害することとなる。そこで、ハンプの高さは、想定する最悪の条件のもとでも貨車が仕分け線まで転走できるような値に決められていた。したがって、通常、ハンプから散転される貨車は、目的の仕分け線で安全に連結できる速度よりも大きな速度を持つことになる。 このままでは、散転される貨車が仕分け線をオーバーランしたり、すでに仕分け線に収容されている貨車に激突したりする。そのため、以前は転走する貨車に構内作業掛が添乗し、貨車に備えられたブレーキを操作して貨車を減速させていた。この作業は危険でもあり、非効率的でもあるため、転走する貨車の減速を機械化するために、ハンプから仕分け線へ向かう軌道にカーリターダーが設置される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カーリターダー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Retarder (railroad) 」があります。 スポンサード リンク
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