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軍人将棋 : ミニ英和和英辞書
軍人将棋[ぐんじんしょうぎ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぐん]
  1. (n,n-suf) army 2. force 3. troops 
軍人 : [ぐんじん]
 【名詞】 1. military personnel 2. soldier 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [しょう]
 【名詞】 1. commander 2. general 3. leader 
将棋 : [しょうぎ]
 【名詞】 1. Japanese chess 

軍人将棋 : ウィキペディア日本語版
軍人将棋[ぐんじんしょうぎ]

軍人将棋(ぐんじんしょうぎ)とは、通常2人で行うボードゲームの一種。軍事将棋(ぐんじしょうぎ)、または行軍将棋(こうぐんしょうぎ)とも呼ばれる。軍隊階級兵種を元にしたを用いて盤上にて競う。欧米圏ではストラテゴStratego)という名称の同種のボードゲームがプレイされている。
駒を盤上の自分の陣地に好きなように並べ、交互に駒を動かしていく。駒には強弱があり、駒の種類を対戦相手に明かさないようにするため裏返して配置する。このため、両陣の駒の種類を知ることの出来る審判役をおいた場合は、同じ升目で駒がぶつかったときの勝ち負けを決める。ゲームは相手の総司令部を占領するか、相手の動ける駒を全滅させた方が勝ちとなる。最後に同種の駒同士が残った場合は相打ちとなるため、両方とも全滅する場合もあり得る。
駒は、少尉から大将までの各階級の軍人、およびタンク〔軍人将棋においては戦車をタンクと呼ぶことも少なくない。〕、飛行機騎兵工兵地雷などがあり、種類によって勝てる相手が決まっている。基本的には位が高い軍人の方が強いが、最下位のスパイは最上位の大将を撃破できる、地雷には飛行機と工兵しか勝てないなど細かい規則があり、軍人将棋のセットには、このルールを一覧表にしたものが付属している。審判役は、この一覧表を見ながら勝ち負けを判定する。
ルールはそのままに、駒などをカジュアルなスタイルにアレンジしたものもあり、駒を立体(箱状)にすることで自分の側だけに駒の種類がわかるようになっていた。箱の内部は空洞で数本のピンが仕込まれており、その凸凹で駒の種別がわかるようになっていて、それを付属の勝敗判定機により判定できるという、2人のプレイヤーの他に審判役を必要としない工夫がされたもので、一時期市販されていた。
審判役としてコンピュータを利用するという対戦ゲーム化に合った性質があり、ファミコン用のソフトやWindows用ソフト、最近ではニンテンドーDS用のソフト(だれでもアソビ大全)などでコンピュータゲーム化されてもいる。一般の将棋など多くの伝統的なボードゲームが完全情報ゲームであるのに対して、軍人将棋は不完全情報ゲームの良い一例でもある。
== ゲームの目的 ==
一般的には敵の総司令部マスを大将中将少将大佐中佐少佐のいずれかの駒で占拠する(これら以外の駒で、相手の総司令部に侵入できたとしても、占拠したことにはならない。)(駒を総司令部マスに置く)か、動かせる駒を全滅させることが目的である。なお、前記の駒が相手の総司令部に入った時点で占拠したとみなされるので、後からその駒を取ることはできず、ゲーム終了となる。総司令部が占拠されれば、残った駒の種類や数に関係なくゲームの負けとなる。
ルールによっては相手の大将を倒すことを目的とするものもある〔軍人将棋連盟 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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