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『軽井沢1960年』は、1960年に大黒葡萄酒(のちのオーシャン、メルシャン)所有の軽井沢蒸留所により蒸留され、のちに販売されたウイスキーの商品である。『軽井沢1960年』の名を冠する商品は少なくとも二度発売されている。一度目は1993年6月2日に皇太子徳仁親王のご成婚を祝し、メルシャンにより発売された 。二度目は2013年、2011年に閉鎖した軽井沢蒸留所の在庫を受け継いだイギリスのナンバーワン・ドリンクス・カンパニー(No.1 Drinks Co Ltd)によって販売された。特にこの後者のバージョンは超高級ウイスキーとして知られており、熟成年数52年、発売当時の価格は税別200万円という当時ジャパニーズウイスキー史上最も熟成期間の長く、最も価格の高いウイスキーだった。また、この商品の日本の伝統技法を取り入れたパッケージデザインは高く評価されており、ワールド・ウイスキー・アワード2014のデザイン部門で総合一位と「シングルモルト限定版」一位を受賞した。 ==発売経緯== 軽井沢蒸留所は1955年に大黒葡萄酒によって設立された。軽井沢蒸留所はシェリー樽での熟成にこだわり、浅間山系の水を使用していた。貯蔵庫は蔦で覆われることで理想的な温度と湿度を保っていたとされる。1960年にのちの『軽井沢1960年』が蒸留された時点ではまだ大黒葡萄酒の所有だった。1961年、大黒葡萄酒はオーシャンへと社名変更、翌年には三楽(のちのメルシャン)に合併され、軽井沢蒸留所も三楽の所有となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「軽井沢1960年」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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