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軽部 征夫(かるべ いさお、1942年1月27日 - )は、東京工科大学学長。東京工業大学大学院理工学研究科化学工学専攻博士課程修了。工学博士。 バイオニクス研究の第一人者である。 == 人物・経歴 == 東京都出身。立川市に住んでいたが周辺に外国人が多かったことなどから、海外への憧れを持っていた。やがて船の乗組員を目指し、東京水産大学への入学を果たす。しかし、大学の実習で乗船したところ船酔いのひどいことが発覚し、船乗りになるのを諦める。その後、研究室で被曝の研究を行なっていた所これに熱中し、大学院への進学を決意。そして東京工業大学大学院に入学するが、当時の指導教授の助言もあり、バイオセンサー研究の道を歩み出した。大学院修了を前に、指導教授よりイリノイ大学研究員への推薦もあり、同大学の研究員となり基礎医学の研究に熱中する。軽部は当時この研究に夢中で、アメリカ永住も考えたという。 ところが、人材不足から日本へ帰国するようにとの催促があり帰国する。帰国した軽部はバイオエレクトロニクスの研究を続けるが、当時未開拓に近い研究分野でもあり、軽部の研究室は世界でもトップグループに数えられていた。 やがて、慶應義塾大学からの打診で同大学へ赴任予定であったが、当時東京工科大学の学長であった相磯秀夫らから、研究者を自由に数十名集め好きな研究をして欲しいとの提示があり、同大学へ行くことを決意したと語っている。 同大学で教鞭をとる傍ら研究も行なっていたが、2008年に同大学学長となり、現在までに大学改革等の大学経営の方面においても手腕を発揮している。 専門分野は、プロセス工学、人間医工学、ナノ・マイクロ科学。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「軽部征夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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