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輪かんじき(わかんじき、輪樏)とは、日本の山地で用いられるかんじきの一種。略してワカンとも呼ぶ。雪輪ともいう〔日本民具学会 『日本民具辞典』ぎょうせい p.144 1997年〕。 == 概要 == 構造上、単輪式と双輪式があり、単輪式のものは「雪輪」、双輪式のものは「かんじき」と呼ばれることが多い〔日本民具学会 『日本民具辞典』ぎょうせい p.585、p.604 1997年〕。 深い雪の上を足を大きく沈めずに歩行できるように靴の上から装着するもので、富山県の芦峅寺などで猟師が使っていたものが登山者に普及しており、主に雪が深くかつ傾斜がきついところで使われる。本来タモ・クロモジなどの枝をUの時に曲げたものを二つ組み合わせて片足分としたものだが、近年では軽金属製のものも普及している。いずれも堅雪用に大きな爪が両サイドにつく。本来は縄で靴の上から縛り付けて使うが、金属製の製品にはナイロンなどのテープと固定用の金具が使われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「輪かんじき」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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