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(n) lexicology =========================== ・ 辞書 : [じしょ] 【名詞】 1. dictionary 2. lexicon ・ 辞書学 : [じしょがく] (n) lexicology ・ 書 : [しょ] 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese) ・ 学 : [がく] 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge
辞書学(じしょがく、)は、辞書を主たる研究対象とし、その構成・内容・編纂方法・使用・歴史など、言語的および実務的な問題を扱う学問である。辞書学に携わる人は辞書学者と呼ばれる。 ==概要== 「実践」と「理論」の2つの独立したグループに分けられるが、それらは等しく重要である。 ;実践的辞書学 :辞典を編纂、記述し、編集する技術のことである。 ;理論的辞書学 :ある言語の語彙目録(辞典)における意味論的、統語論的、そしてパラダイム上の関係を分析して記述するという学問の分野のことである。別名メタ辞書学とも言われる。これは、辞書中のデータ、特定の種類の状況下にある利用者による情報要求、そして利用者が紙辞書あるいは電子辞書に含まれる情報にどうすれば最も上手くたどり着けるか、という3つを結びつける構成要素や構造についての理論を発展させている。 一般的な辞書学は一般的な辞書のデザインや編集、用法や価値に焦点を置いている。一般的な辞書とはすなわち、一般的に使用される言語についての記述をしている辞書のことである。そのような辞書は通常、一般辞書あるいはLGP辞書(Language for General Purposesの略)と呼ばれる。一方で専門的な辞書学は、比較的制限された1つないし2つ以上の専門分野について言語学的な実際の要素を記載している専門的な辞書(通常、専門辞書あるいはLSP辞書(Language for Specific Purposesの略)と呼ばれる)のレイアウトや編纂、使用法や価値に焦点を当てている。例えば法辞書学はこれに該当する。1994年にサンドロ・ニールセンが述べたところによると、専門辞書は多分野、一分野、もしくは下位分野についての辞書のことである。 近接する分野として、語彙を扱う言語学の部門である語彙論が挙げられるが、語彙論の定義に関しては、辞書学とは違って意見の相違がある。「語彙論」を理論的辞書学の同義語として捉える人もいるが、ある特定の言語における言葉の目録に関わる言語学の一部を意味するものと見なす人もいる。しかし、辞書学はひとつの独立した学術分野であり、応用言語学の分派ではないということは、今では広く受け入れられている〔Bergenholtz, Nielsen and Tarp, 2009.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「辞書学」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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