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辻神(つじがみ)は、辻(道が交差した場所)にいるとされる魔物、妖怪の総称。中国地方、九州地方に伝わる。 古来より辻は現世と来世との境界となっているという説があり、そのような場所に棲みつきやすいといわれる魔物が辻神である。名称は「神」だが、いわゆる信仰対象の神ではなく、災いをもたらす悪神というべき存在である〔。 南九州から南島にかけての地域では、異界より現れるとされる辻神を防ぐため、辻、特にT字路に石敢當(石勘当とも〔)と呼ばれる魔除けの石を路傍に供える風習がある〔萩原秀三郎 『目でみる民俗神 第3巻 境と辻の神』 東京美術、1988年、40頁。ISBN 978-4-8087-0398-1。〕。鹿児島県屋久島宮ノ浦では、T字路において1本の道が他の道に交わる突き当りの正面に家を建てると、辻神がその家の中に入り込み、そうした家で病人が絶えず不幸が続くため、突き当たりの正面に石敢當として長方形の石を配置したという〔。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「辻神」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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