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CIAM(Congrès International d'Architecture Moderne、シアム、近代建築国際会議)は、建築家たちが集まり都市・建築の将来について討論を重ねた国際会議。モダニズム建築(近代建築)の展開のうえで大きな役割を担った。1928年に始まり、1959年までに各国で11回開催された。 == 沿革 == 1927年の国際連盟本部設計コンペではル・コルビュジエの計画案に対し、ボザール流の旧式な建築家が規約違反として排斥し、近代建築運動側と保守派の対立が表面化した。これをきっかけに翌年CIAMが開催され、グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエら24人の建築家が参加した。 * 1928年 ラ・サラ(スイス) - ジークフリート・ギーディオンが議長となり、建築家24人が参加 * 1929年 フランクフルト(ドイツ) - 最小限住居がテーマ、当時ル・コルビュジエの元にいた前川國男が参加したという * 1930年 ブリュッセル(ベルギー) * 1933年 アテネ(ギリシア) - 機能的都市がテーマ、アテネ憲章採択、第4回CIAM マルセイユからアテネ往復の船中で開催された * 1937年 パリ(フランス) * 1947年 ブリッジウォーター(イギリス) * 1949年 ベルガモ(イタリア) * 1951年 ホッデストン(イギリス) * 1953年 エクス=アン=プロヴァンス(フランス) - チームXが結成された(後にCIAMの批判勢力になる) * 1956年 ドブロヴニク(ユーゴスラビア) - CIAMの実質的崩壊とされる * 1959年 オッテルロー(オランダ) - チームXによってCIAMは正式に整理解体された 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CIAM」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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