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近江鉄道900形電車(おうみてつどう900がたでんしゃ)は、2013年(平成25年)6月14日〔近江鉄道「900形」デビュー - 読売新聞 2013年6月27日配信 2013年7月2日閲覧〕より運用を開始した近江鉄道の電車である。青を基調とした車体色から「淡海号(おうみごう)」の愛称を有する〔〔。 以下、本項においては900形電車を「本系列」と記述し、また編成単位の記述に際しては各編成の近江八幡・貴生川寄り先頭車であるモハ900形の車両番号をもって編成呼称とする(モハ901-モハ1901の編成であれば「901編成」)。 == 概要 == 2009年(平成21年)以降に西武鉄道より譲り受けた新101系電車各車両のうち、元269編成(クモハ269-クモハ270〔近江鉄道900形が試運転 - railf.jp 交友社 2013年4月17日配信 2013年7月2日閲覧〕)を自社彦根工場にて改造、モハ900形901-モハ1900形1901〔従来の近江鉄道における付番基準では、基幹形式プラス1000は制御車(クハ)の車番とされていたが、全電動車編成の本系列と800系にはその原則に拠っていない。〕として導入した。近江鉄道における新形式車両の導入は、1999年(平成11年)より導入された800系以来、約15年ぶりのことであった〔近江鉄道「900形」デビュー - 読売新聞 2013年6月27日配信 2013年7月2日閲覧〕。 導入に際しては、ワンマン運転対応改造のほか、行先表示器の発光ダイオード (LED) 化、客用扉の開閉時に鳴動するドアチャイムの新設・手すりやつり革の黄色塗装化および優先席のクロスシート化などバリアフリー対応改造などが施工された〔。LED式行先表示器およびドアチャイムは、いずれも近江鉄道においては初採用例となった〔。 車体塗装は800系・820系の黄色一色塗りや、220形の白地に青・赤・緑の三色の帯を配したライオンズカラーとは異なり、琵琶湖をイメージしたダークブルー地に、前面から側面にかけてハートフルで温かみのあるイメージを意図したローズピンクの帯を配し〔、各客用扉下部には子供にも親しみが持てる車両となることを意図してローズピンク色のイルカのイラストを配した〔近江鉄道ミュージアムで特別公開 - railf.jp 交友社 2013年6月16日配信 2013年7月2日閲覧〕。また、基調色であるダークブルーは近江鉄道の親会社である西武鉄道が保有するプロ野球・埼玉西武ライオンズのチームカラーであるレジェンドブルーを意識した車体色でもあるという〔。 主要機器は西武鉄道在籍当時と大きな変化はないが、ブレーキは従来のHSC電磁直通ブレーキからHRD-1電気指令ブレーキへ改造されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近江鉄道900形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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