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近畿日本鉄道の車両形式(きんきにっぽんてつどうのしゃりょうけいしき)では、近畿日本鉄道(近鉄)が保有する鉄道車両の形式と、その分類法及び特色について記す。 == 共通事項 == 車両面においてはあらゆる面で評価が高く、鉄道友の会の「ブルーリボン賞」〔受賞車両は10100系、20100系、18200系、12400系、30000系、21000系、21020系、50000系〕や「ローレル賞」〔受賞車両は7000系、5800系、シリーズ21、22600系〕、グッドデザイン賞〔選定車両は7000系、21000系、5200系、26000系、22000系、シリーズ21、21020系。また、L/Cカーのデュアルシートも選定〕、ブルネル賞〔受賞車両は23000系〕などを受賞した車両が多い。 車内の製造銘板は、アクリル板製で赤帯に黒文字の「(社章)近畿車輛」(1988年製まで)か、ステンレス製で青文字の「KS(ロゴ) 近畿車輛 KINKI SHARYO」(1989年製以降〔この年、近畿車輛はロゴマークを新たに制定〕)のみで、製造年の表示はしていない〔21000系では1988年製の1・2次車にステンレス製で黒文字で社章と社名(日本語と欧文)が書かれた銘板を使用しており、近畿車輛新ロゴタイプへの過渡期的なものになっている。〕。ただし、車外の製造銘板では製造年が書かれている。これは京都市営地下鉄の車両も同じである。 運転台は貫通式を基本としており、幌を取付けて通り抜けできるようにしている〔連結時には必ず幌を取り付ける。〕。ただし、21000系以降の特急車については汎用タイプを除き非貫通式を、通勤車については地下鉄直通仕様車両(貫通路に代えて非常口を設置)と特殊狭軌線を除き貫通式である。特急車の場合は12000系(南大阪・吉野線用は16010系)以降の形式で、幌カバーを採用する〔22000系以降はプラグイン自動開閉式、それ以前は手動折りたたみ式。〕。 標準軌線に所属する車両は、特急車と通勤車で電気機器と空気機器の配置が左右逆となっていることに加え、通勤車では所属路線ごとに編成の向きなど細部が異なる。狭軌線所属車両も特急車と通勤車で機器配置が大きく異なっていたが、26000系以降に製造された狭軌線用特急車では概ね共通化されている。 1972年から1975年にかけて、運転台機器の形状を車両の新旧問わず統一した。この標準形運転台は特急車は21000系まで〔21000系は非貫通式のため、形状は多少異なるものの基本的な構成は標準形運転台のそれである。なお、貫通式運転台付のモ21700・21800形は完全に標準形の仕様となっている。〕、通勤車はシリーズ21登場直前まで採用された。これは車両によって異なっていたメーター類や自動列車停止装置 (ATS)、列車種別選別装置などの表示灯の位置を統一し、乗務員の取り扱いに間違いがないように配慮したものである。ただし、マスコンの仕様が使用路線で異なるなど〔ノッチ操作設定は原則として特急車と奈良線車両はノッチ進段後、ノッチをより低い段に戻しても回路遮断までは最も進んだ段で制御回路が維持される進め保ち式。京都・大阪・名古屋・南大阪線車両およびシリーズ21はノッチを戻した段まで制御回路が戻される指令式を使用している(鉄道ピクトリアル No.727 特集「近畿日本鉄道」(2003年1月臨時増刊号)P.40、P.246)。〕完全に統一されているわけではない。標準形運転台付の車両はブレーキ装置についても、ほぼHSC系に統一されている。 近鉄における社内での保存車両は開業時に投入したデボ1形電車1両のみであるが〔車両の廃車後は保存などのための譲渡や中小私鉄への売却もあまり行わず、基本的に解体している。中小私鉄への譲渡は三岐鉄道へ路線ごと移管した北勢線用を除き、現役なのは大井川鐵道へ移った16000系と421系(旧6421系)および高松琴平電気鉄道へ移った20形(大阪鉄道デロ形→近鉄モ5620形)と少ない。〕、その反面で歴史には強い関心があり、近鉄自体の社史だけでなく買収した会社の社史も多く刊行し、上本町には近鉄資料室がかつて設置されていたこともあったが、現在でもホームページ上には近鉄資料館 もある。 警笛は、自動車の警笛に似た電気笛と、高低2音吹鳴の空気笛(ダブルタイフォン)を併用しており、近鉄電車の大きな特徴となっている。さらに最近の特急車はメロディを奏でる電気笛を装備している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近畿日本鉄道の車両形式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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