翻訳と辞書
Words near each other
・ 近石まさし
・ 近石哲平
・ 近石病院
・ 近石真介
・ 近石真介の「味のある話」
・ 近石雅史
・ 近祐次郎
・ 近称
・ 近童弐吉
・ 近紫外
近紫外線
・ 近紫外青色光反応
・ 近絶滅種
・ 近縁
・ 近縁交配
・ 近縁係数
・ 近縁属
・ 近縁植物
・ 近縁生物
・ 近縁種


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

近紫外線 : ミニ英和和英辞書
近紫外線[せん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [むらさき]
 【名詞】 1. (1) purple colour 2. purple color 3. violet 4. (2) type of soy sauce 
紫外 : [しがい]
 【名詞】 1. (abbr) ultraviolet 2. UV
紫外線 : [しがいせん]
 【名詞】 1. ultra-violet rays 
: [そと, ほか, げ, がい]
 【名詞】 1. other place 2. the rest 
外線 : [がいせん]
 【名詞】 1. outside telephone line 2. outer circle

近紫外線 ( リダイレクト:紫外線 ) : ウィキペディア日本語版
紫外線[しがいせん]

紫外線(しがいせん、)とは、波長が10 - 400 nm、即ち可視光線より短く軟X線より長い不可視光線電磁波である。
== 概要 ==
光のスペクトルで紫よりも外側になるのでこの名がある。英語の も「紫を超えた」という語から来ている(ラテン語の は、英語の に相当)。日本語では、紫外線と呼ぶのが一般的であるが、 をスミレ色とも訳すことから、、菫外線(きんがいせん)と呼ばれることもある。菫外線の表記は紫外線より少ないものの1960年代以前は学術用語としての用例があるが、1960年代以後の用例は極めて希である〔国立国会図書館CiNiiJ-STAGEのWebサイトでキーワード「紫外線」または「菫外線」で検索した結果の出版年ごとの件数より〕。また、英語の からUVと略される。
赤外線が熱的な作用を及ぼすことが多いのに対し、紫外線は化学的な作用が著しい。このことから化学線とも呼ばれる。紫外線の有用な作用として殺菌消毒、ビタミンDの合成、生体に対しての血行や新陳代謝の促進、あるいは皮膚抵抗力の昂進(こうしん)などがある。
波長による分類法として、波長 380–200 nm の近紫外線(near UV)、波長 200–10 nm の遠紫外線もしくは真空紫外線(far UV (FUV) もしくは vacuum UV (VUV))、波長 121–10 nmの極紫外線もしくは極端紫外線(extreme UV,EUV or XUV)に分けられる。また、人間の健康や環境への影響の観点から、近紫外線をさらに UVA (400–315 nm)、UVB(315~280nm)、UVC (280 nm 未満) に分けることもある。フォトリソグラフィレーザー技術において、遠紫外線(deep UV(DUV))は前記のFUVと異なり波長 300 nm 以下の紫外線を示す。
太陽光の中には、UVA、UVB、UVCの波長の紫外線が含まれているが、そのうちUVA、UVBはオゾン層を通過、地表に到達する。UVCは、物質による吸収が著しく、通常は大気を通過することができない。地表に到達する紫外線の99%がUVAである。(UVCは、オゾン層の反応で生成されるものもある)
物質の屈折率は入射した光の波長に依存する。光学部品(光学窓やレンズなど)の素材としてよく用いられるガラスは、紫外線の波長域では吸光係数が著しく増大し、透過率が急激に減少する。このため、ガラスを使った光学部品で紫外線光を取り扱う事は困難である。そのため特殊な材料を使用した専用の光学部品が使用される(例えば、石英ガラス[波長 200 nm 以上で使用可]やフッ化カルシウム、フッ化マグネシウム[150 nm 以上で使用可])。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「紫外線」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ultraviolet 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.