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近藤 聡乃(こんどう あきの、1980年 - )は、日本のアーティスト・イラストレーター・漫画家・アニメーション作家。千葉県出身。東洋英和女学院高等部卒業、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。 == プロフィール == 1980年千葉県生まれ。大衆漫画にあまり興味がなかったが、中学生のときに『ガロ』に出会い大きな影響を受ける。多摩美術大学グラフィックデザイン学科在学中、青林工藝舎発行の『アックス』に投稿した「小林加代子」で第2回アックス新人賞奨励賞を受賞し、2000年に漫画家デビュー。アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐に渡る作品を国内外で発表している。 主に少女と虫をテーマにした、白黒を基調としたコントラストで幻想的な作品を中心としている。知久寿焼(元たま)の楽曲をモチーフにした2002年のアニメーション作品『電車かもしれない』がBShi『デジタル・スタジアム』で紹介されて話題を呼ぶ。2006年にも個展「てんとう虫のおとむらい」でアニメーション作品を発表。 『コミックH』(ロッキング・オン発行)にて漫画を不定期連載。2008年10月より『Fellows!』(エンターブレイン発行)にて4コマ漫画『うさぎのヨシオ』を連載。 2008年より、文化庁在外派遣研修員としてニューヨークに留学。現在もそのままクイーンズ地区に在住している。 絵本サイト『おはなし絵本クラブ 』では普段のイメージとは離れた作風の絵本『ふたりであいうえお』(ナレーション:さねよしいさ子)を発表している。 2010年、アニメーション「てんとう虫のおとむらい」ダイジェスト版が「YouTube Play. A Biennial of Creative Video」(グッゲンハイムミュージアム)においてTop25に選出。 2011年、個展「KiyaKiya」(ミヅマアートギャラリー)において、アニメーション作品「KiyaKiya」を発表。6分半の作品であるが、1秒に15枚の絵を用いており、制作に1年半をかけている。少女が同時進行する3つの時間軸にそれぞれ存在して別々の生活を繰り返しながら、少しずつ干渉し合い、永遠にそれが続いていくという奇妙で幻想的な作品に仕上がっている。 コミックスに『はこにわ虫』『いつものはなし』(ともに青林工藝舎)、『うさぎのヨシオ』(エンターブレイン)、作品集『近藤聡乃作品集』(ナナロク社)。エッセイコミックに『不思議というには地味な話』(ナナロク社)、ニューヨーク在住体験を描いた『ニューヨークで考え中』(亜紀書房)などがある。 大木優紀(テレビ朝日アナウンサー)、石井あみ(タレント・グラビアアイドル)とは高校時代の同級生にあたる。 == 受賞歴 == * 2000年 マンガ『小林加代子』- 第2回アックスマンガ新人賞/奨励賞 * 2002年 立体作品『はこにわ虫』- GEISAI1-GP/草間彌生賞 * アニメーション『電車かもしれない』 * 第3回 ユーリ・ノルシュテイン大賞/観客賞 * BS-hi『デジスタ』デジスタ・アウォード2002 アニメーション部門賞 * 平成14年度第6回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門/奨励賞 * 2003年 マンガ『つめきり物語』- 平成15年度文化庁メディア芸術祭、マンガ部門審査委員会推薦作品 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近藤聡乃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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