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近鉄22000系電車(きんてつ22000けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道の標準軌仕様の特急形車両である。建造費は1両あたり1億7,500万円〔読売新聞(中部)1992年1月11日朝刊〕。 本項では、その狭軌仕様である16400系電車(16400けいでんしゃ)についても記述する。 解説の便宜上、本項では22000系の場合は、大阪上本町・大阪難波向きの先頭車の車両番号+F(Formation=編成の略)を編成名として記述する(例:モ22101以下4両編成=22101F)。16400系では吉野向きの先頭車の車両番号+Fとして記述する。 == 概要 == 22000系は、それまで汎用特急車両として使用されていた10400系・11400系「エースカー」の老朽取替を目的に1992年に登場した。内装は21000系や26000系の高品質デザインを引き継ぎつつ座席構造を25年ぶりに一新し〔1967年12月竣功の12000系に採用された簡易リクライニングシート以来の変更〕、バリアフリー対応設備を初めて導入、機器は21000系では採用し得なかったVVVFインバータ制御をはじめボルスタレス台車や交流誘導電動機を採用、乗降扉は1958年以来採用してきた折戸式からプラグ式に改めるなど、設計思想・デザイン・性能など全てにおいてそれまでの近鉄特急車両とは一線を画すものとなっている。 16400系は22000系の狭軌仕様で、南大阪線・吉野線の吉野特急に使用されている。竣工から30年以上が経過して老朽化が目立ち始めた16000系初期車4両の代替を目的に2両編成2本が1996年に製造された〔。 22000系は1992年度グッドデザイン賞を受賞した〔『信頼のネットワーク 楽しい仲間たち きんてつの電車』近畿日本鉄道技術室車両部 14頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近鉄22000系電車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kintetsu 22000 series 」があります。 スポンサード リンク
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